左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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ゴールデングラブ賞の真髄を見た
仕事から帰宅してテレビをつけたら、いきなり堀の2塁へのバックトスですよ。9回表2死満塁、2塁ベース寄りのゴロ。ファーストへ投げると思ったんですが、よっぽど自信を持っているのでしょう。痺れましたね。実際芸術の域ですけど。

ニッカン式スコア

あぁ、ゴールデングラブって言っても堀のことじゃありません。
唸ったのは10回表、1死1,3塁での福浦のプレー。
打者・前田がコバマサの真ん中のスライダーにタイミングをずらされながら打つと、打球は1塁線へのゴロ。ベース付近で捕球した福浦はベースを踏まずに2塁へ送球。正人から素早い動きで再び福浦の元へ返球され、3-6-3の見事なゲッツー完成。

恐らく捕球から送球の瞬間、福浦の左足と1塁ベースの距離は数10cmあったかないか。もしここで福浦がベースを踏んだなら、2塁でのタッチプレーよりも3塁ランナーが早く本塁を踏めば1点です。3塁ランナーの梵は全力疾走していたでしょうから、広島に勝ち越し点が入っていた可能性が非常に高い。それを見越して1塁ランナーの新井が戻ればもっとすごいんですが、たぶん彼は一直線人間でしょうからそれはなかったと思いますが…

野手の心理で、捕球した瞬間近くにベースがあると「まず踏んでアウト」というのが真っ先に来ます。何せ確実にアウトが1つ取れるわけですから。これほど安心することはありません。
基本的に野手というのは、その状況によって「ここに打球が来たらここに投げる」ということをキッチリと確認します。小学生でもプロでも。それこそ「ピッチャーゴロのゲッツーは俺がカバーに入る」などという会話は、プロの二遊間でも毎回行われています。

福浦がこの打球処理までも自分で確認していたとすれば、さすがの一言です。ちなみにあの打球処理、右利きだったらわからないタイミングだったと思います。恐らくシングルで捕球後、半時計回りで2塁へ送球ですから。しかもその際に1塁ベースが目に入ります。右利きならベースを踏んだでしょうね。
福浦は左利き、しかも捕球から送球の動きが非常に滑らかな選手なので、今回のプレーはまさにゴールデングラブ賞の福浦ならでは、と言っていいと思います。

ちょっと意地悪な見方をすれば、スローVTRを見ると福浦の左足スパイクが捕球~送球時にかなり小刻みに動いていたんで、もしかしてベースを踏もうとして踏めなかったのかもしれませんね。
まぁここは素直にゴールデングラブ賞の芸術的な判断と見るのが妥当でしょう。打者の前田もなかなか全力疾走できないわけですし。

しかし投手で入団した選手がよくぞここまで…
石井琢郎の次は貴方しかいないですよ、マジで。


最後に。
根元の打撃、誰か早く改造してあげた方がいいかと。「恐らく狙って逆方向に打っている」のではなく、「逆方向にしか打てない」のだと思います。もちろん狙って打っているのもあるのでしょうが、典型的な「バットが前に出てこない」タイプ。公式サイトの5回の写真がいい例です。まぁ俺もなんですが。

逆方向に打つと無条件で「上手い!」という風潮がありますが、決してそんなことはありません。「引っ張り=悪」というのも違います。
あくまで基本は「内角=引っ張り、真ん中=センター返し、外角=逆方向」。今日は結果が出ているからいいものの、俺は黄色信号を灯したいと思います。
コメント
この記事へのコメント
根元が引っ張れないのは、昨日の解説の人もしきりに指摘してましたね。内角思い切り引っ張る技量がまだないんだろーなー的なニュアンスで。

ええと誰だったかな? 明夫だw
2006/05/15(月) 01:35:08 | URL | wall #6/PrHVm2[ 編集]
>wallさん
あ、明夫が言ってましたか。根元については解説の話はほとんど聞いてないんで、あくまで自分の見た感想ですね。

話すと長くなるんで割愛しますが、「引っ張る」と「前で打つ」は別物。手首の返しを早くすれば、バットが前に出なくても引っ張れます。ただ、打球の伸びは物凄くショボイです。その逆も然りで、前で捕らえた逆方向の打球は伸びます。
明夫が何て言っていたのかはわかりませんが、俺が言いたいのは「引っ張れない」ということではなく、「バットが前に出てこない」ということです。

まぁ、今度バッセンで集中講義しましょう。
2006/05/15(月) 06:50:40 | URL | くっきー #-[ 編集]
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