左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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終盤の奇策への疑問
昨日の稲城での試合で触れたことについて少し詳しく。

あ、その前に昨日のアップし忘れがひとつ↓

20060505094619.jpg
喜多の華麗なショートゴロ。相変わらず差し込まれの窮屈スイング
9回表、スコアは2-2。
先頭の林孝哉がレフト前ヒットを放ち、続く青野が弾丸ライナーでセンター前ヒット。0死1,2塁で迎えるは、垣内に代わり途中出場している代田。
セオリーからすれば、誰がどう見たって送りバントの場面です。まぁ実際にバントのサインが出ていたかどうかは本人たちにしか分からないわけですが、代田はバントの構えから初球の外角ストレートにバットを引くわけですよ。

仮定の話として。
あそこで初球送りバントのサインが出ていたならば、バットを引いちゃイカン。ネット裏から見ててもギリギリストライク。「送りバントは一発で」が基本な上に、ランナーが2塁にいる場面でのストライクバント空振り&見逃しは危険極まりない。しかも同点の9回に加えてフォースプレーなので、ランナーにも「いいスタートを切らなくては」というプレッシャーがあります。
ただ、あれが「待て」のサインだとしたらそれはそれで凄い。何せ代田は見逃しの後すぐに打席を外し、「しまったぁ~…」という表情を浮かべてましたから。ファームレベルでそこまでやったのだとしたら大したものです。

問題は続く2球目。
何と投球動作と同時にランナースタートですよ。「おいおいおい、まさか!」と叫ぼうとした瞬間、代田はバントの構え。そう、世に言うバントエンドランです。顔面付近のストレートを代田は仰け反りながら1塁側へ転がし、作戦は成功。いやぁ、まさかプロの試合で、しかも生観戦で見られるとは思っていませんでしたよ。「ハイディもやるなー」と思ったのも束の間、「何故この場面でバントエンドラン?」という疑問が最後まで残りました。

あの場面は送りバントでよかったはずです。リスクを負ってまでバントエンドランをする必要性は全く見当たりません。巨人側も、ファーストとサードが投球直前にダッシュし、セカンドとショートが1,3塁のカバーに入るという「絶対に3塁で刺すバントシフト」ではありませんでした。なのに何故?

エンドランという作戦自体、リスクを負う作戦です。バッターとランナーの2者以上の人間に「義務」が発生するからです。「スタートを切らなくてはならない」「全てのボールに対してゴロを転がさなければならない」という、義務という名のプレッシャーが選手に圧し掛かってくるわけですが、それだけに成功すれば勢いが出るし、特に複数のランナーがいる場面では大量点の期待が持てます。

ただ、同点の9回表に大量点が欲しいのですかね?9回裏に投げるのはマサですか?いやいや、ハイリスクハイリターンよりも確実性を選択する場面だったはすです。そりゃ最後の最後にボコボコにする「ドSマリーンズ」もいいですけど。

絞り出した答えとしては、代田のバント技術に対する信頼が全くないのか、林孝哉の足が恐ろしいまでに鈍足なのか、そもそもバントエンドランではなくダブルスチール(代田が避け切れなかった)だったのか。それとも古賀監督が奇策好きなのか…
少なくとも「1点を取りに行く作戦」ではなかったように思えます。まぁ抑えで投げた神田がスコの片鱗を見せていたので、点が欲しいのは分かりますが。

結果としてはこのバントエンドランが成功して、俺が密かに期待している南が四球を選び、竹原が前進守備の右中間を抜く(というか抜けちゃった)走者一掃の3塁打で勝ち越し。めでたく勝利を飾ったわけですが、可能であれば古賀監督にあの作戦の意図を聞いてみたいものです。
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