左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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オーバースロー減少中
さて、すっかりダム専門になっている当ブログですが、一応基本路線は野球ということを今思い出しました。いやー、ダムの方が忙しくて…

えーと、今回はここ数年千葉の高校野球を見ていて感じることがありまして、それについてちょろっと書いてみました。
ダム目的の方はスルーして下さい(たぶんいないと思いますが)。


どうでしょう、2年前くらいからでしょうか。高校野球を観戦していると必ず目にするのが「サイドスローとアンダースローのピッチャー」。
俺が現役だった10年程前は、練習試合を含めてサイドスローはちらほらいましたが、アンダースローはほとんどいなかったように思えます。少なくとも俺自身、3年間でアンダースローのピッチャーと対戦したことはありません。ロッテの渡辺俊介の影響が確実にあるのでしょうね。

で、今になってサイドはおろかアンダーがえらい増えています。確実に。球場に観戦に行くと、県大会であれば3試合見ることが出来ます。この3試合のなかで、必ずといっていいほどサイドやアンダーがいます。登板しなくても、ブルペンで投げ込んでいる控えピッチャーも含めればほぼ確実です。

別に「ピッチャーの基本はオーバースローだ」「サイドやアンダーは邪道だ」なんて言うつもりはありません。もちろん基本だと思いますが、本人が一番投げやすい、いいピッチングが出来るのがオーバーかサイドかアンダーかというだけで、俺自身バッティングも含めてフォームにこだわる方ではありませんから。

それでも、まだサイドスローはいいにしても、アンダースローが本当に多い。それも、いかにも「無理矢理アンダーに転向しました」的なピッチャーが。
基本的にサイドやアンダーのピッチャーというのは、オーバーからの転向組がほぼ100%だと思うんですね。「球速が出ない」「コントロールが定まらない」といったところが大半でしょうか。積極的な転向って少ないでしょう。

でも、アンダーは対戦経験がないしても、サイドスローって打ちにくいもんですよ。俺は正直対戦するのは嫌いですね。条件として、「内角にストレートを投げ込む」ことが挙げられますけど。

この「内角にストレートを投げ込む」ということがあるのとないのとでは、バッターが受ける印象がまるで違います。ハッキリ言って、外角の変化球一辺倒のサイドスローって全く怖くないですよ。毎球踏み込めるし、肩口から入ってきたスライダー系のボールは思い切り引っ張れる格好のホームランボール。

サイドスローの最大の利点は、変化球が有効的に使える、変化球が技術的に投げやすい(主にスライダー系」、ストレートがナチュラルシュートする、ということが挙げられます。
右のサイドピッチャーが右バッターに対しての変化球は、外角へ逃げるボールがメインでしょう。当然です。ただ、それは内角のストレートがあってこそ威力が発揮できるもの。逆に、外の変化球を見せ球にして内角にズドンでもいいでしょう。

俺がどうしても気になっていたのは、サイドスローやアンダースローが多くなったということよりも、「内角を突かないサイド・アンダーが多すぎる」ということなのです。「無理矢理転向しました」というのはそこです。ハッキリ言って、オーバーよりも下から腕が出てくるメリットを全く利用でしていないし、理解していないケースが多い。

以前も書きましたが、バッターはバットの根元で詰まらされるのを一番嫌います。ある種の屈辱感というんでしょうか。完全にピッチャーに屈した感覚が残るので、これはピッチャーにとっては大きいことです。

ピッチャーの基本はストレート。これは絶対に揺るがない根幹だと思います。
どうも近年のサイド・アンダーはストレートを疎かにしているように思えて仕方がありません。オーバーは縦の角度を使えるのに比べて、サイド・アンダーは横の角度を使える。これを「逃げのピッチング」にするのではなく、「攻めのピッチング」として利用して欲しい。
「本格派」というのはオーバースローだけでなく、サイドスローやアンダースローでも当てはまるはず。要はフォームではなく、ピッチングの考え方が攻めるか逃げるか、ということなんだと思います。


ちなみに、こんな記事があります。

監督ビッグ3は尾藤、蔦、中村で決まり(ニッカン)

まぁ、最高の監督は誰なのかは置いておきましょう。
注目したいのはこの部分↓

 中村が率いるPL学園の練習を見ていて、ふと感じたことがある。投手が全員本格派なのだ。下手投げなどの変則投手がいない。それを問うと、中村は言った。「PLで野球をする子たちは、その野球を中心に据えて自らの将来を考えているんです。上手くなって大学へとか、社会人野球で、あるいはプロへ進みたい、とか…。目先を変えるような投手を作れば、確かに勝ちを拾えるかもしれませんが、この子たちの将来まで考えれば、そんなことは出来ないのです」。


唐川を育てた成田の尾島監督もそうですが、こういった監督の考え方も重要だと思います。いや、別に目先の勝利を目指して技巧派に転向する(させる)のもいいでしょう。でも、俺はピッチャーをまるで勝利のための駒のように考えることだけは反対です。
仮に腕の位置が下がったとしても、心だけは行けるところまで「本格派の考え方」を貫いて欲しい。恐らく中村氏はそういう指導をしているのだと思います。


さて、9月に入ればすぐ千葉県秋季大会の二次予選が始まります。相変わらず「なんちゃって」なサイドやアンダーが多いんだろうな…
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