左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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サードは本当にホットコーナーか?
さて、20余年の野球人生に於いて内野一辺倒だった俺なわけですが…


最近ちょっと考えることがありまして。
よくサードのことを「ホットコーナー」っていいますよね。右バッターが引っ張った鋭い打球が多く、時には体を張って前に落とす。そんなところからこう呼ばれているわけですが、果たして草野球に於いてもサードはホットコーナーなのだろうか?


草野球ではサードかショート(最近は主にショートが多い)を守っていますが、実は草野球のサードってあまり強い打球が来ないんですよね。引っ張るタイプのバッターが多いとはいえ、強引に引っ張りに行って引っ掛けたボテボテのゴロ、もしくは捕らえてもバウンドが高めの強いゴロ。正直、ホットコーナーという感じではありません。

硬式時代は完全に「ホットコーナー」でした。体中のアザが絶えることはありませんでしたし、正直ちょっと辛かった時期もありました。
一方、軟式のサードは「止める」ことよりも「動く」ことが要求されることが多いですよね。先述した通りボテボテのゴロが多いので、ショート並のフィールディングが要求されます。

俺の考えの中で、サードというのは内野で一番簡単なポジションなんですね。まぁ、自分の経験が一番長いポジションではあるんですが、実際簡単だと思います。技術的な面ではなく、基本的に「誰でも出来る」ポジション。判断能力がさほど必要ないんです。
他方で、ショートは野球を知らないと出来ないポジション。カバーリングやカットプレー、牽制等、打球を捌くプレー以外の方が忙しかったりします。

一般論でいうと、「一番上手い人がショートをやる」という定説(?)があると思うのですが、軟式(というか草野球)に関していえば、実はそれってサードなんじゃないかと思うんです。むしろショートは「一番野球を知っている人がやる」のであって、一番上手い人である必要性はないじゃないかと。もちろんそれなりの技術は必要ですけど。

サードが送りバントを処理する場面を思い浮かべてください。バッターがバントの構えをしたらダッシュしてきて、若干スピードを緩めながら腰を落として捕球後、流れるようにして送球。これ、バントが想定できる場面の話であって、極端にいうと草野球のサードってこういう打球が多いんですよね。とにかく草野球のサードは動く。打球の処理だけに関していえば、内野で一番動くポジションだと思います。

例えばランニングスローもそう。前にダッシュする打球で、ショートからファーストへのランニングスローよりも、サードからファーストへのそれの方が角度がある分難しい。サードの真正面に来た緩ーいゴロが一番技術が必要だったりします。

強い打球を捌くというのは、弱い打球を捌くことに比べれば物凄く簡単なことです。極端な話、動く必要がないんですから。むしろ弱い打球の方が技術を問われます。しかも軟式球はしっかりとグラブで掴まなければいけないので、より確実な捕球が必要です。
軟式のサードは大抵3塁ベースの2m程手前が定位置なんですが、ショート方向への弱い打球であればサードがカットすることが比較的可能です。打球が遅いんで、ショート方向のゴロでもサードの出番が多い。

あぁ、話は逸れますが、草野球でサードを守る人がいれば、打球を怖がって後ろに下がるよりも常に3塁ベースの少し前に守備位置を取る方がいいですよ。一番簡単なバウンドで捕球できる位置でもありますんで。バッターからは25m弱という近い距離ではありますが、絶対に前に守った方が得策です。逆に3塁ベースより後ろだと、ショートバウンドやハーフバウンドで捕球することが多くなります。これ絶対。


打球が多く飛んでくるというよりは、「技術を必要とする打球が多い」と言った方が当てはまるでしょう。実際、たまにサードをやるとショート以上に打球を捌くのが難しかったりしますし。ショートをやったからこそ分かる感覚なんですけどね。
そろそろ「サードは一番簡単」という考えから脱却する必要がありそうです。

ですから、草野球のサードはホットコーナーというより「アグレッシブコーナー」という方がしっくりくるような感じですね。いや、ネーミングのセンスは置いといて。


ここまで書いておきながら、「じゃあどっちの方が面白いの?」と言われれば、断然ショートですけどね。
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