左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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バントよりエンドラン?
昨日都内某所で行われた、俺が所属する草野球チームの納会でのこと。

今季、某区民大会で2回戦敗退を喫し、3部降格となってしまったことを受け、来季の戦術について議論が交わされまして。そこで監督が「1部所属の監督達と話をする機会があり、攻撃の戦術について聞いてみたんだけど、1部のチームはほとんどバントをしないらしい。その代わりエンドランは多用するらしいんだ。」という話が出ました。

区の連盟に所属する草野球チームといっても、1部ともなるとレベルがメチャクチャ高い。有名高校や大学の硬式野球部経験者はもちろんのこと、ヤバイところになると社会人野球まで経験してたりする選手や元プロ野球選手なんかもいる。ストレートの球速が120km/h以上は当たり前。ハッキリ言って草野球レベルじゃないんですけど…

ということで、来季のチーム方針として、「エンドランを多用していく」ということになったわけです。


と言っても、何故1部所属のチームはバントをあまりやらずにエンドランを使うのでしょうか。1部所属の監督から聞いた話によると「バントは次のバッターに大きなプレッシャーがかかるから」といことらしい。

あー、なるほど。うんうん。

いや、大リーグなんかだと、バントでみすみすアウトを1つ献上するのは効率的ではない、みたいな考えがあるじゃないですか。てっきりそういう意味だと思ってたんですが、次のバッターのことに着目した考えは初めて聞きましたね。

いや、言われてみれば確かに「なるほど」なんです。たぶん経験した人じゃないと分からないと思うんですけど。

例えば無死1塁の場面。監督から送りバントのサインが出ると、攻撃側は全員が「バントを成功させて一死2塁、次のバッター○○に期待だ」という場面を想像すると思います。逆に守備側も、バッターがバントの構えをした瞬間、やはり一死2塁(もちろん2塁で刺す心構えはありますが)を想像するでしょう。

ここで重要なのは、送りバントというのは守備側にとって「仕切り直せる作戦」「一息つける作戦」なんです。アウトが1つ貰えて、勝負するバッター(場面)がハッキリする。流れがあるようで、実は流れが一瞬止まるんです。「このバッターにはバントさせてアウトを1つ取って、次のバッターを抑えにいく」という「守備側の流れ」が明確になる。

そして、そういった中で打席に立つ次のバッターは「バントで送った後の場面」という、無言のプレッシャーを感じることになります。
上手く言葉で表せないんですが、送りバントで作ったチャンスとエンドランで作ったチャンスって、何か雰囲気が異なるんですよね。送りバントの方は、何て言うんでしょう、予定調和というか。

逆にエンドランの場合、一死2塁はもちろん、無死1,2塁、無死1,3塁、という感じで、予定調和感が少ない(もちろん一死無走者もありえます)。守備側(特にバッテリー)からすれば、「守備の流れ」が掴みにくい。
事実、俺もショートを守っていて、バントが来るとかなりホッとします。エンドランや走られてきた方が「仕掛けられた感覚」が強く、何となくバントよりも「攻め込まれている」感じを受けるんです。

要は、「送りバントによる次のバッターへのプレッシャー」というのは、予定調和の中で結果を求められるプレッシャーと、守備側が見る次のバッターへの見方の違い、そして守備側が一呼吸置いてから対戦するというプレッシャーなんだと思うんです。

単純に、自分の前のバッターがバントするよりもエンドランを敢行してくれた方が気が楽ですよ。言葉で説明しても分からないかもしれませんけど。


と書いてきましたが、もちろんエンドランはリスクが大きい。下手すればランナーが無駄死にする可能性があるわけですからね。ですが、「攻撃の流れ」という意味で言えば、これほど勢いが付く作戦もないと思います。

というわけで、来年の我がチームはエンドラン多用型です。…の前に、エンドランの練習から入ると思いますけど。まぁ、何でもいいですけど。
ちなみに俺は逆方向に転がすことよりもバントの方が得意だったりします。
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