左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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独断と偏見のプロレス論 ~小川良成~
さて、第2弾です。今回はゼブラ柄のセクシーガイ・小川良成について書いてみましょう。
「鶴田軍vs超世代軍」という珠玉の6人タッグでボコボコにされながらも(三沢にモンキーフリップで投げられた時の高さは忘れられない)、渕正信超えを果たしてからはジュニアヘビーのベルトの代名詞となり、秋山とのシングルマッチ直後に三沢と衝撃合体してからは世界タッグも獲りました。NOAHに移ってからもGHCヘビーを獲るなど、その心憎いファイトは健在ですね。いやぁ、結構好きな選手ですねぇ。ただ、実際に小川を好むようになったのはここ5年くらいからなんです。その辺の理由も書いてみましょう。

で、「小川」といえば良成。間違っても「直也」じゃないですよ。あぁ、そんなことはどうでもいいのです。
小川良成といえば「インサイドワーク」「三沢との絶妙なタッグ」が思い浮かびますね。的確な表現だと思います。そして渕にみっちり鍛えられたこともあり、非常にプロレスが上手いですね。受身はもちろん、技の「繋ぎ」、グラウンドなどの基本がきっちり活かされています。「派手さはないが、基本に忠実で玄人好み」といった感じでしょうか。返し技や丸め込みで盛り上げられるのは小川が随一だと思います。4の字ジャックナイフは軽くブームになりましたからね。

そして小川のフィニッシュホールドといえばバックドロップ(ホールド)。鶴田軍の大先輩・ジャンボ、渕も得意としていた技です。何なんでしょう、鶴田の系譜はバックドロップ系譜なんでしょうかね。田上もたまにブサイクな岩石落としを放ちますし。ジャンボのバックドロップが飛びぬけているのは言うまでもありませんが。

俺が大好きだった「四天王プロレス」。極限まで技の危険度を高め、且つそれを受け切るというそのスタイルは、プロレスの最終形態とさえ思わせました。ただ、ここ数年それがジュニアにも飛び火したのか、大味なスタイルが蔓延そています。全日が鎖国を貫いていた時、新日のジュニアはライガー、金本、サムライ、高岩、野上、保永らが激しいプロレスを繰り広げていました。それに感化されたのかは知りませんが、金丸、丸藤、鈴木、小林(KENTA)らが台頭してきて全日~NOAHのジュニアも看板を背負うほどのブームを巻き起こしてきました。

実を言うと、俺は今のジュニア戦線が嫌いなんですよ。金丸が垂直落下式ブレーンバスターを繰り出し始めた辺りから「何か違うな」と感じていました。ジュニアに「垂直落下」はいらない。スピードと飛び技とグラウンド。これで十分楽しめます。正直、垂直落下が当たり前になっているジュニア戦線は見るに耐えません。垂直落下やるならスープレックスのブリッジを極めてほしいものです。

まぁ、そこで小川が出てくるわけですね。彼の持ち技を挙げてみてください。バックドロップ、アゴ砕き、地団駄左ナックルからの右ナックル、見え見えの延髄切り、フットスタンプ、スリーパーホールド、4の字ジャックナイフ…あぁ、昭和の香りがしてきますよ。大味なスタイルが全盛のジュニア戦線において、彼は頑なにオールドスタイルを貫いてます。むしろオールドスタイルが斬新に見えてしまうほどに。
技の精度で見れば、小川のバックドロップは高さもスピードも角度も、何の変哲もない技です。ただ、小川はバックドロップにこだわり続けてきました。垂直落下を含めた大技が全盛の時代に於いても、小川はバックドロップ1本で勝負してきました。金丸の垂直落下の直後に小川のバックドロップで試合が決まったら物足りないですか?説得力ないですか?そう思うのなら、非常に寂しいことです。何の変哲もない技を自身の代名詞にまで育て上げた小川のバックドロップ。説得力十分ですよ。

飛び技も大技もないことが、今になって逆に輝いて見えます。そして今更その魅力に気付いた自分が情けない。そういえば全日時代、川田が解説席に座ると決まって小川を褒めていたっけ。秋山が小川と抗争していたのも、彼のプロレスに対する尊敬の念があったのかも…


追記
最も説得力のある垂直落下式ブレーンバスター、俺は川田だと思ってます。
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