左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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根元、芯、先っぽ…どこで打つ?
いきなりですが、4月20日の読売新聞紙面より、マリナーズ・城島のコメント↓


「僕は、バットの先から、根元まで使う。こうじゃないと打てない、というのはないですから。」


あー、やっぱりこの人天才なんだと思う。
いや、以前から俺は「城島のバッティングは天才的」と思っていましたが、このコメントは凄いですね。「バットの先から根元まで使う」という発想が俺にはないですし、絶対生まれてこないと思う。

基本的に打者というのは「詰まりたくない」「振り遅れたくない」「泳ぎたくない」という心理の塊だと思っています。というか俺。

打者は変化球を大きく空振りするのとおなじぐらい、バットの根っこで打つことに羞恥心をもっている。これを私は「詰まりの恥辱」と呼んでいるが、守る側としては打者のもつこの本能を利用すれば攻略が楽になる。


ご存知、『野村ノート』にある記述。
いや、まさにその通りなんですよ。誰でもバットの芯でボールを捕らえたいはずなんです。当たり前ですが、一番飛距離が出ますし、打球も一番強い。非力なバッターであっても、完璧なタイミングとミートポイントで芯を食えばホームランを打てるわけですし。

城島という打者はそれを捨てているわけです。「捨てている」というのは大袈裟ですが、「完璧なフォームとミートポイントと芯」に縛られることなく、むしろバッターが持つ「恥辱」を受け入れ、そして自分のモノにしているように思えます。

ダイエー時代からそうですが、彼のレフトへの豪快なホームランを見ると「パワーヒッター」と見られることが多いのかもしれませんが、俺はむしろ「巧打者」という印象が強いですね。特に内角球の捌き方とヘッドの使い方に関しては、天性としか思えないくらいの巧さを見せます。

同じく俺が天才として捉えてる西武・和田も「どれだけ詰まって打てるか」という、一昔前ならあり得ないような考え方の持ち主ですね。


俺は今まで「こうじゃないと打てない」、つまり「このタイミングとポイントが一番結果が出る」というタイプで、それを大前提としてフォームやタイミングの取り方を試行錯誤してきました。
分かりきっていることですが、いいバッターとは「打てるポイントがたくさんある」ということ。しかし、そのためにバットの根っこや先っぽを使いこなすことを考えるバッターはあまりいないと思います。

「敢えて詰まったヒット」「敢えて先っぽで打ったヒット」を狙って打つ城島。やっぱりこの人は天才です。



話はズレますが、最近草野球で「敢えて詰まる」ことを始めてみました。いや、別に城島に触発されたわけではないんですが。
草野球だと、いわゆる快速ピッチャーは少ない。逆に言うと引っ張り放題なわけです。
しかしこの状況で内角球を芯で捕らえるとほとんどが大ファール。河川敷で試合をすれば全部川直行です。数メートルズレるだけでホームランなんですけど…

で、これも軟式ならではなんですが、軟式って詰まっても結構飛ぶんですよね。レフトポール際はもちろん、左中間の打球も伸びる伸びる。「あぁ、こういうことか」というのが最近分かってきまして。
どうしても硬式の「詰まると手が痺れて飛ばない」と経験が頭から離れなかったんですが、ようやく軟式球の打ち方を身に付けた感じです。

というか芯で完璧に捕らえるとボールが潰れすぎて逆に飛ばないみたいですね。気持ち詰まり気味が一番飛ぶようです。そういった意味ではビヨンドマックスというのは本当に革命的なバットだと思いますよ。

でも「敢えて詰まる」楽しさを知った今、しばらくビヨンドはお預けでいいかな…
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