左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
少年野球に想う
今日、ちょっと気になった光景が2つありました。

1つ目。
江戸川河川敷で草野球の練習を終えて駐車場まで歩いていると、他のグラウンドで少年野球のチームが練習をしていました。恐らく練習が始まったばかりだったなのでしょう、ランニングなどのアップをしていました。

次の瞬間、何と彼らは列になってウサギ跳びを始めたのです。距離にして塁間を1往復。といっても純粋なウサギ跳びのように腕を腰の後ろで組んではいませんでしたが、まぁ紛れもなくウサギ跳びです。


2つ目。
今日の夜の食卓にて。
黙々と食べている俺を他所に、いつものように両親の会話が始まります(実家住まいなんで)。週末になると多い話題なんですが、親父がコーチを務める地元の少年野球のことです。

おかずのトンカツを頬張りながら聞いていると、どうやら少年野球チーム内に於ける「大人の揉め事」らしい。俺の市の少年野球というのは、大会では監督が背番号30で、コーチが28,29番(つまり2人がベンチ入り可)なんです。で、Aチーム(主に6年生)は監督の他にコーチが親父を含めて5人いるらしいんです。そこで、とあるコーチが「コーチをやっているからには背番号が欲しい。背番号のないコーチはやりたくない。」と言い始めたらしいんです。つまり「俺をベンチ入りのコーチにしろ」ということ。

親父は「何もベンチ入りしなくても、俺みたいに後方支援でもいいと思うんだけどねー。わがままな大人がいると大変だよ。」と言いながら笑っていましたが…
えーと、前置きが長くなりましたが。要は「少年野球のあり方」についてです。
俺自身も少年野球を経験し、中学・高校の野球部を経て現在の草野球生活に至っているわけです。少年野球というのは初めて野球に触れ合った、言わば野球の原点であり、スタート地点なのです。

そんな少年野球ですが、俺が考える絶対的な要素は「とにかく楽しくないといけないこと」、そして「遊びの延長であること」です。兎角大人は勝利を求め、技術を求めがちですが、これは絶対に違うことだと思います。少年野球には競技野球の要素を入れてはいけないのです。

一番重要なのは「野球が楽しく思える環境」であり、その環境作り出す大人が大事なのです。冒頭の2つ目に書いた「大人のエゴ」など踏み入る余地はなくて、言語道断もいいところ。まぁ気持ちはわからんでもないですが、少年野球の存在意義を全く無視したダメ大人の典型です。

無理な練習も絶対に禁物です。小学生の体なんて全く発達し切れていない、未完成もいいところです。どういう目的でウサギ跳びをやらせていたのかは知りませんが、得るものはひとつもありません。逆に子供が「野球の練習はキツイ、辛い」と思ってしまったら終わりです。その子の野球人生を変えかねません。

色んな技術を覚えさせる、色んな練習をさせる。これは一見指導熱心なように見えますが、裏を返せばそれは単なる自己満足なのです。少年野球という場に求められているのは何かを考えていないのです。冒頭のウサギ跳びはまさにその典型です。

勝つことを目的とし、技術を覚えることは中学・高校に入ってからで十分だと思います。確かに親は「自分の息子をエースで4番にして勝たせたい」と思うのかもしれません。ただ、それは小学生から塾に通わせ、有名私立中学を受験させることと同じです。「お受験野球」です。もちろん、子供がそれを望んでいるなら別ですが。


いつだったか、イチローがインタビューか何かで「小学校の野球なんて遊びでいいんですよ。中学・高校になってから本格的に練習すればいい。」というようなことを言っていました。まさにその通りです。
少年野球が「大人のおもちゃ」になったり、「大人のエゴ」に支配されては絶対いけません。

子供は大人が指を指した方向に走るものです。どの方向に指を向けるかは大人次第。少年野球の存在意義というのは、それぐらい大事なことなんです。
コメント
この記事へのコメント
ごぶさたしておりまして。
いやあ、なるほどねえの話です。

子育ても全く同じわけでして
(まあ少年野球自体子育ての一環ですね)

まず、興味を持たせること。
なかなか出来ないんですよねぇ
すぐ口も手もでちゃう(笑)
そして大人になった時の考えを押し付けてしまいます。自分も子供の時にはそう思ってなかったくせに。

アホな大人が多い世の中ですが、子供と共に大人も成長したいモンですね。
2006/11/04(土) 22:20:07 | URL | たい #cLn.jjQU[ 編集]
>たいさん
いつもどうもです。

まぁ偉そうに言ってますが、俺自身子供いないですし(というか独身)、いざ自分がやれと言われたらわからんです。

ただ競技野球から永く離れて、外から野球を見れるようになってからそう思うようになったんです。技術論や勝ち負けよりも大事なことって少年野球に凝縮されてるんですよね。

今日草野球で指導紛いなことをしてきたんですが、「少年野球のコーチ」という心構えでやったつもりです。

何と言うか、少年野球でも草野球でも「教える」ということは、自分にとってもいい勉強になりますね。
2006/11/04(土) 23:20:20 | URL | くっきー #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2010/08/31(火) 16:34:49 | | #[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
管理人の承認後に表示されます
2016/12/29(木) 14:44:41 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。