左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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関東大会千葉県代表は成田と千葉経大附
千葉県秋季大会もいよいよ大詰め。今日は県野球場で成田-東海大望洋、銚子商-千葉経大附の準決勝2試合が行われ、10月27日から茨城で開催される関東大会への出場校が決定します。

昨秋の関東優勝・今春のセンバツ出場も、夏は稲毛に初戦負けした成田。
今夏の代表校にして、今や千葉県高校野球界の中心に君臨しつつある千葉経大附。
去年夏の千葉を制し、名門復活の兆しを見せる銚子商。
浦安に差をつけられつつも、昨春の千葉を制し、千葉県特有の「無冠の強豪」を脱却を狙う東海大望洋。


新旧、秋春夏の王者が入り組んだこともあり、天台は大渋滞。宮野木Jctから穴川インターの渋滞は普段通りとしても、穴川インターから球場までの国道16号が動かないんです。差し詰め「高校野球渋滞」とでも言いましょうか。
あまりの渋滞振りに業を煮やし、別ルートから運動公園突入を試みるも迷走。結局穴川インターを下りてから球場入りするまでに1時間近くを要し、まさかの途中観戦となりました。

いや、今夏の甲子園人気の余波もあるのだとは思いますが、千葉の高校野球への根強い人気と変わらぬ熱気の証明なのでしょう。まさかの渋滞には心底イライラしましたが、そう考えると少し嬉しくも感じましたね。

■第1試合
成田 111 000 200│5
望洋 000 000 000│0

(成)唐川-西田
(望)石田、佐々木-田村


今日最大の目的にして最大のインパクト。
今週の週ベでA評価と絶賛されており、センバツ、春季大会でも完封劇を連発した「関東No.1ピッチャー」こと唐川侑己。
実は唐川を見るのは初めて(センバツは仕事で、夏は初戦負けで見れず)だったんですが、噂に違わぬ逸材でしたね。いや、本当に素晴らしい選手です。
お手本のような投球フォームから繰り出される140km/h超の「超伸」ストレート。安定したコントロール。球速表示以上に速く感じる典型かと思います。
何より驚いたのは超高校級のストレートをコーナーに投げるそのコントロール。望洋打線は準々決勝同様、先発9人中6人が左打ちです。その左バッターの外角低目一杯に投じるストレートが凄まじい。アレを高校生に打てというのはちょっと酷でしょう。ピッチャーとしての「原点能力」(野村克也氏の言う外角低目へのストレートの精度)が非常に高いことにとにかく驚かされました。

持ち球はカーブとスライダーのようです。変化球については特筆するほどのモノではない(もちろん高いレベルです)と思うのですが、早実・斎藤や駒苫・田中(そういえば習志野・佐々木も…)があれだけのストレートを持ちながらスライダーを連投していたことに比べ、唐川はストレートに絶対の自信と誇りを持っているように見えました。拓大紅陵や千葉日大一を退けた望洋打線に対してストレートでグイグイ押していくその様に、人懐っこい笑顔とは裏腹のプライドみたいなものを感じましたね。

結局望洋打線を6安打完封。連打を許さず、ピンチらしいピンチもほとんどなかったような感じです。対する望洋・石田はちょっとボールが上ずってましたね。千葉日大一戦では綺麗なストレートを低めに集めていたのですが、成田打線に屈した形となりました。
また、週ベで内野手部門でのC評価を誇っているキャッチャー・西田。夏まではショートでしたが、どうやら新チームからコンバートされたみたいです。これが何て言うんでしょうね、キャッチングの際にミットが動きますし、スローイングもキャッチャーのそれではないので、関東大会は仕方がないにしても来春までにレベルアップが必須です。1番バッターとしての打力は素晴らしいと思うので、守備面での成長を期待したいですね。

■第2試合
銚子商 300 000 000│3
千経附 000 000 31X│4

(銚)浪川、加瀬、豊田-木内
(千)工藤、丸-谷


まさに千葉県を代表する新旧王者対決となったこの試合。1塁側のスタンドにはオールドファン、通称「銚商オヤジ」が、3塁側には鮮やかな紫で統一された応援団(ブラバン付き)がそれぞれ埋め尽くし、大袈裟な言い方をすれば「歴史と伝統の銚子商」と「急成長を続ける新・千葉の王者の千葉経大附」による、今後の千葉県高校野球界を占う一戦という見方もあったわけです。
まぁ試合自体はミスが連発する寂しい内容でしたが…

ワイルドピッチや守備のバタバタからの初回3点、バント失敗に何故かベンチに帰ろうとしてタッチアウトのランナー、中継ミス、そして決勝点もエラー3連発からの自滅という、ミスのオンパレード。

ただ、それだけに好プレーが光りました。特に6回表、2死1,2塁からの左中間を抜けようかという打球を銚子商のセンター・中西がスーパーダイビングキャッチ。ここで2点入れば…という場面を断ち切り、一時は銚子商の関東大会出場を確信させたほどのビッグプレーでした。千葉経大附・松本、銚子商・嶋田の両ショートも抜群のグラブ捌きを見せ、質の高さは十分(嶋田は決勝点に繋がるエラーをしましたが…)。

そして千葉経大附の強力打線を6回1/3まで4安打に抑えた銚子商・浪川と、先発・工藤の乱調を見事にカバーし、8回2/3を2安打に抑え、まさに勝利の立役者となった千葉経大附・丸。
共にエースが先発しなかったわけですが(千葉経大附・内藤は風邪だったらしいです)、この2人がしっかりと試合を作ってくれましたね。特に丸はバッターとして高い評価を得ていますが、いい意味で「綺麗ではないストレート」に銚子商打線が苦しんだ形でした。

最終的には夏の甲子園を経験したメンバーが多く残る千葉経大附の貫録勝ちという結果です。特に7回裏に4安打を集中させての一気の同点劇(銚子商のマズい守備もありましたが)は見事としか言いようがありません。仮に8回裏のエラー連発による決勝点がなく延長に突入したとしても、結果は同じだったと思います。形的には銚子商の自滅ですが、それ以上に千葉経大附の余裕と貫禄が伝わってきた試合でした。


明日は決勝戦です。成田の先発は川村が濃厚でしょうが、千葉経大附はどうなんでしょう。できれば内藤が見たいのですが…「紫対決」の行方に注目です。



さて、関東大会は成田と千葉経大附という、昨秋と今夏の王者が出場することになりました。去年の成田に続き、ぜひセンバツの出場権を勝ち取ってきて欲しいものです。アベック出場まで期待してしまうのは欲の出しすぎでしょうか…?
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