左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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「挟む」ということ
「上手いチーム」と「強いチーム」

これ、似て非なるものだと思っています。
上手くても強いとは限らない。強くても上手いとは限らない。特に高校野球はプロに比べてこの傾向が強く、また醍醐味のひとつでもあります。


140km/hのストレートを放るエースがいれば強いのか?ホームランを打てる4番がいれば強いのか?否、それは「上手い」のであって、真の「強さ」ではないと思います。
もちろん個人能力に秀でたチームはそれだけで優位性があります。特に高校野球ではいいピッチャーさえいれば、ある程度までは勝ち進めるでしょう。ただ、それは野球として魅力的かと言われれば、正直なところ疑問符が付きます。


成田-長生市立柏-千葉商を見て、たったひとつのプレーが「強さ」をほころばせてしまったのです。

両試合で共通しているのがランダウンプレーでのミス。
「ランダウンプレー?おいおい、あんなのアウトにして当たり前のプレーだろ。」と思っていますか?そりゃプロでは当たり前でしょう。
では少年野球を見てみてください。アウトにするケースの方が少ないと思いますよ。高校野球はどうでしょうか?上記のように甲子園出場経験があり、県下でも評判の選手がいる強豪校ですら凡ミスをするのです。


ランダウンプレーを舐めてはいけません。ピッチャーゴロのセカンドゲッツーのエントリーでも書きましたが、ランダウンプレーも何かが起こる確率が高いんですよね。「確実にアウトが取れると思われる」プレーほど、その錯覚に陥りやすい。

2試合のランダウンプレーに共通していたのが「ランダウンプレーに参加している野手のダッシュが甘い」ということ。ダッシュといっても、ボールを保持してランナーを追う際のダッシュではありません。もちろんその時のダッシュは大前提ですが、ここでいうのは「捕球時(捕球前)にするダッシュ」です。
ランナーを追いかけてきた野手がその先の野手に送球します。当然ランナーは切り替えして逆方向へ逃げますが、この瞬間に一気に距離を縮める必要があります。ランナーが進行方向を180度切り替えるこの瞬間、当然ですがランナーのスピードが止まるわけです。
ここで一気に距離を縮めるには「送球を捕球してからダッシュする」のではなく「捕球直前にダッシュを開始する」ことが要求されます。捕球してからダッシュをしていては、ランナーの切り返しが完了してから追いかけることになり、距離を縮めるのに余分な送球のやり取りが必要になってしまいます。
他にランナーがいなければいいのですが、ランダウンプレーに時間が掛かるということは他のランナー(打者走者含)の余計な進塁を許すことになります。特に1,3塁の場面で、1塁ランナーの挟殺に手間取っていると3塁ランナーの本塁生還を許すケースにもなってきます。

俺は中学時代、キャッチボールの前に「ランニングキャッチボール」というのをやっていました。読んで字の如くですが、ダッシュしながらスナップスローをして、ダッシュを開始しながら捕球し、またダッシュしながらスナップスローをして…というのを塁間の距離で行います。これ、結構いい練習になりましたね。
プロのキャンプでも、投内連携と並んでランダウンプレーは結構重点的に練習しているみたいです。

まぁ他にもランダウンプレーを確実に成功させる要素はありますが、とにかくこの「ダッシュの甘さ」が目に付きました。こういう場面で凡ミスが出るのは、見ていても残念な気持ちになります。


基本プレーをきっちりとやる。アウトを取れるプレーで確実にアウトを取る。そのための練習をしっかりとやり、試合で確実に成果を出す。これが「強いチーム」である要素のひとつではないでしょうか。
コメント
この記事へのコメント
ランニングキャッチボール、やったことあるよ。慣れるまで難しかった!ランダンプレーの練習にもなるんだね。
2006/09/28(木) 12:31:04 | URL | ヤヨイ #JUGsyThY[ 編集]
>ヤヨイさん
何気ないプレーが意外に難しいという典型ですね。
まぁプロでも下手クソなランダウンは見かけますけど。
2006/09/28(木) 19:45:49 | URL | くっきー #-[ 編集]
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