左打者が放つ左中間へのライナーとアーチ式コンクリートダムは、力強さと美しさを兼ね備えているという点で似ている。 Baseball is my real life!
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バッティングセンター論
長い梅雨が明けたと思ったら、あっという間に短い夏が終わろうとしています。
そうです、秋です。バッセンの秋です。みなさん、この秋はバッセンで汗を流しましょう。

というわけで、今回は俺なりのバッセン論を展開してみたいと思います。たかがバッセンについて真剣に語る俺を笑うがいい。ああ笑えばいいさ。
まぁバッセンのレポは何回か書いてるわけですが、ちょっとバッセンの本質について持論を書いてみます。


まず「いいバッセン」の定義。
これは人それぞれでしょう。ブースがたくさんある、映像付き、安い、マシンの性能、充実したゲームコーナー、清潔な店内…まぁ色々あると思います。で、俺は「マシンとベースの距離」ですね。これは譲れない。プレートからホームベースの18.44mという距離がきっちり保たれているところは意外に少ないです。大抵は短いんですが、凄いところだと16m以下みたいなところもあります。少年野球のバッテリー間より短い。
球速も距離で誤魔化している(カバーしている)ところがほとんどだと思うんですが、俺は距離さえキッチリしていればさほど球速やマシンの性能にはこだわりませんね。やはり体に染み込んだ距離ですからね。距離がいい加減だとタイミングやフォームにも影響しますし。まぁほとんどは近いですね。


次に「バッセンの目的」。
みなさんはどのような目的でバッセンに行かれているでしょうか?上手くなるため、体を動かすため、好きな選手に成りきるため、野球やりたいけどバッセンくらいしか行けないため、ただの趣味…これも様々でしょう。その中で特に書いておきたいのが「技術向上を目的としている場合」についてです。

恐らくバッセンの140km/hを打てたからといって、実際の投手が投げる140km/hを打てると思っている方は少ないかと思います。実際打つのは困難でしょう。
バッセンで投じられるボールは、生身の人間が投じるそれとは明らかに違います。身体の回転運動と腕のしなりとスナップから投じられたスピンのきいたストレートは、マシン(アーム式でも)では絶対に再現できません。当然「ボールの伸び」や「微妙な変化」も違います。
そして一定のタイミング。等間隔で投じられる同じ球速のボールを打つことは、それほど難しいことではありません。
仮にバッセンの140km/hブースが「実際に140km/h出ている」としても、紛い物の140km/hと思って頂いていいかと思います。

ただ野球に触れたことのある人なら誰でも、バットの芯を食って強烈な打球を放つことは大変気持ちがいいことです。例え紛い物のストレートであっても。
ですが、実はこれが大きな落とし穴なのです。

極論を言いましょう。
どんなスイングでも、バッセンではいい打球を飛ばすことができます。「どんなスイングでも」といっても、もちろん度はありますけど。「機械的なストレート」と「一定のタイミング」と「ある程度まとまったコース」という要素があれば、技術はそれほど重要ではないということです。
つまり、バッセンでいい打球を放ってもそれほど参考にはならないということ。そして「今日は調子がいい」などと、ついにその快感に浸ってしまうと、知らぬ間にスイングを崩す恐れがあるということなのです。大抵は「前に突っ込む」というケースですが。向上どころか技術の低下を招きかねないのです。それがこの「大きな落とし穴」。

ではバッセンでは技術を向上させることは無理なのか?いいえ、そんなことはないと思いますよ。要は「テーマ、目的意識をはっきりさせる」ことが重要だと思います。「スピードに慣れる」「逆方向に打つ」「低目のボールに対してスムーズにバットを出す」「ボールの内側を叩く」など、何でもいいんです。漫然と打っていい打球に気分を良くしているだけでは実りがありません。

打席に入る時は「ここをこうしよう」という意識を持っても、いざボールが来ると、無意識のうちにそのボールを打つことに集中します。どんな人間でも打つ瞬間は無意識状態のはずです。ただでさえそういう状態なのですから、たくさんのことを意識しても出来っこありません。ですから、テーマや目的意識を1つだけ持つことです。
ちなみに当たり前のことですが、バッセンでは「ボールを打つ」ことが前提となる練習になるわけです。多くのテーマを持ってスイングするのであれば、バッセンではなく素振りをしましょう。実際にボールを打つ練習の土台を築くものですから、素振りは最重要です。
素振りも単に振るのではなく、テーマを持ったりコース別にスイングしたりしないと意味がありません。そして必ず18.44m先からピッチャーが投げてくることをイメージしながらスイングすることです。

話が逸れましたが、バッセンも工夫次第で技術向上に十分役立ちます。とにかく「一定のことしかしない機械が相手」ということを前提に考えてみると、もっといい練習が出来るのではないでしょうか。


参考までに、俺のバッセンでのプレーの仕方です。
財布に余裕があって、夜な夜な一人で出かけてじっくり打ち込む場合(要は夏見台バッセン)です。混んでいる時や友人と行く時はこの通りではありません。

・最初の打席は必ず70~80km/hの低速ブースで。緩いボールをセンターから逆方向へ打つことを心掛けてスイング。2~3打席同様にこなすこともしばしば。いきなりある程度の球速を打つことはフォームの崩れを起こすので、俺は厳禁。
・ここから100~120km/h(場所によっては130km/hも)を納得いくまで打つ。もちろん各打席ではテーマを設ける。基本的には同じ球速を連続しては打たない。混んでいれば別。
・超高速(140km/hとかね)はなるべく打たない。18.44mよりも近い距離で投じられるスピードボールには何の魅力もない。やるとしても1打席だけ。しかも直前にそれに最も近い球速のブースで打ってからでないと、確実にフォームが乱れる。
・最後にもう一度70~80km/hのブースで打つ。最初の打席と内容は同じ。仮に中速・高速でフォームやタイミングに狂いが生じたとしても、ここで修正する。必ず締めは低速で。

まぁこんな感じです。どうですかね、150球くらいは打つでしょうか。多い時で230球くらいだと思います。財政的なこともありますからね。


えーと、たかがバッセンについて参考にならない駄文をダラダラ書いてきましたが、あくまでバッセンを「技術向上の場」として捉えた場合の話です。単純にバッティングを楽しんだり汗をかいたりする場合は、このエントリーは無視してください。

まぁ「野球は頭でするものだ」というのは練習にも言えること、ということです。
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